ボードゲームの日々

ボードゲームを中心に、いろいろなことを勝手に考えてみる。

【雑記】私の個人的なゲーム評価軸について

どうも、こすとっくです。

今回は私がボードゲームの購入を検討するときに意識している個人的なゲーム評価軸について書きたいと思います。

読んでくれた方に少しでも楽しんでもらえれば幸いです。

 

目次

1. 私の個人的なゲーム評価軸

 A. ゲームのテーマ(フレーバー)

 B. ゲームの核となるシステム(メカニクス

 C. 拡大再生産性(エンジンビルド要素)

 D.盤面の展開

 E. 点数、優劣の見え方

 F. 戦略の幅

 G. 秘匿情報の有無

 H. インタラクションの程度

 I. 運要素

 J. ゲームの重さ

2. まとめ

 

1. 私の個人的なゲーム評価軸

早速、各項目を見ていきましょう。

 

A. ゲームのテーマ(フレーバー)

これは極めて大切です。

要は何を目指すゲームなのかをはっきりさせるということです。

会社経営なのか、未知の世界の探検なのか、農業か、戦争か、レースかなどなど、ゲームに没入してロールプレイしていくためのテーマとその再現性がゲームのおもしろさの根幹にあると感じます。

逆にテーマのない(表現が薄い)アブストラクトゲームは好みでないことが多いです。

ただ、中小規模のゲームでは、なかなかテーマの表現は難しいかと思います。

私がもっともテーマが好きなゲームの1つとして、「ワイナリーの四季」を挙げます。

ぶどうの木を植え、収穫し、ワインを醸造し、出荷する、ワイン農場経営を自然な流れで楽しめる、とてもおもしろいゲームだと思います。

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B. ゲームの核となるシステム(メカニクス

これは言わずもがなですね。

どれがおもしろいと言うよりは、テーマとマッチしているかと、プレイヤーの好みが重要かと思います。

私はワーカープレイスメントやアクションポイントを軸にしたカードプレイゲームが好みだと最近気づきました。

エンジンビルド要素があるとさらに良いです。

逆に好みでないのは、ドラフト、競りなどの多人数プレイが面白かったり、明確に相手のしたいことをカットしていくようなことが求められるメカニクスでしょうか。

嫁様と遊ぶことがほとんどなので、どちらかと言えば、自分のしたいことを突き詰めていくゲームが好きです。

 

C. 拡大再生産性(エンジンビルド要素)

この要素が強いと、俄然テンションが上がります。

前半しゃがんで後半加速するゲーム、しっかり土台を組んで、加速度的に点数を稼ぎ、最後にしっかり寄せきる展開のあるゲームが大好きです。

好きなゲームを1つ挙げると、やはりテラフォーミングマーズ」でしょうか。

前半はできることが少ないですが、生産力が上がってくる後半はできることがどんどん増えていき、得点をぐんぐん伸ばせるゲームです。

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D.盤面の展開

やはりボードがにぎやかになっていくとテンションが上がりますよね。

先の「テラフォーミングマーズ」ではゲームが進むにつれて火星に海、緑地、都市などが作られ、盤面がどんどん埋まっていきます。

視覚的に楽しいことは大切だと思います。

 

E. 点数、優劣の見え方

まったく優劣を見えないようにするのは難しいですが、あまりにも見え過ぎて、「もう何しても勝てないじゃん」となるのは微妙です。

バランスが難しいですが、投げやりになりにくい配慮があると嬉しいです。

個別の秘匿目標などはお気に入りの要素で、終了時に大量得点のチャンスがあると最後まで楽しみやすいです。

 

F. 戦略の幅

広いほどいいというわけではなくこれもバランスが大切ですよね。

広いほどリプレイ性が上がりますが、広すぎると何をすれば良いかわからなくなります。

当然狭すぎてもダメで、複数の選択肢の中から自分が最適解を選んでいる感覚は必須です。

個別のキャラ特性があるゲームは方向性を示してくれて楽しめますが、あまりに個性が強いと逆に選択肢を狭めてしまったり、キャラ決定の時点で不平等だなと感じてしまいます。

プレイヤーの好みもあり、難しいところです。

 

G. 秘匿情報の有無

完全に情報がオープンなゲームよりも隠された要素がある方が好みです。

ゲーム中に自分の予測しきれない不確定事項がある方が、楽しいんですよね。

完全オープンだと考え過ぎて疲れてしまうこともあります。

 

H. インタラクションの程度

バチバチに相手の邪魔をしていくゲームは苦手です。

もちろん1人でゲームをしているわけではないのである程度のインタラクションは必要不可欠ですが、あくまで自分が進むことを前提に行動を選択し、邪魔された感を強く感じさせないゲームが好みです。

 

I. 運要素

これまたバランスが大切。

運要素がまったくないゲームも運ゲーだなと感じてしまうゲームもどちらも嫌です。

適度な運要素は思考量も程よくさせますし、不確定性によってゲームを楽しめるようにしてくれます。

一言で言うと運をコントロールするゲームが楽しいのですが、バランス難しいですよね。

 

J. ゲームの重さ

重さでいい悪いの判断はありません。

私はどちらかと言えば重めのゲームが好きですが、そこは相手にもよりますよね。

BGGでの評価は便利な指標になるので、購入検討の際はぜひチェックしてみてください。

 

2. まとめ

私はいつもゲームの購入検討時にこんな感じでチェックしています。

少ない予算の中で自分好みのゲームを楽しみたいので、ある意味、ゲーム選びはゲームプレイよりも真剣です。笑

なによりゲーム調べてる時間ってゲームする時間にも負けないくらい楽しいんですよね。

あくまで私にとっての広義の評価軸ですので、さらに細分化してみることもありますし、好みもかなり反映されてます。

毎回のゲームレビューでは、この評価軸に従って勝手に私的な意見を書いてますので、ぜひ読んでみてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。