【ボドゲレビュー】「オバケやしきのすうじのアクマ」を遊んで
どうも、こすとっくです。
今回はボードゲームレビューpart 3ということで「オバケやしきのすうじのアクマ」について書きたいと思います。
ここでは、細かいルールにはあまり触れずに、私の感じたゲームの率直な感想について書いています。
読んでくれた方に少しでも楽しんでもらえれば幸いです。
目次
1. ゲームの概要
2. 購入、プレイの経緯は?
3. どんなところがおもしろい?
4. 我が家の率直な感想
5. まとめ
1. ゲームの概要
2〜99までの数字カードを順番に場に出していき、全てのカードを出し切ることを目指す協力ゲームです。
昇順で出せる場と、降順で出せる場が2つずつあり、手番ではどこに出しても良いです。
ちょうど10だけ離れたカードは、昇順、降順のルールを無視して出すことができる「10戻し」というルールがあります。
クリアのためにはなるべく数字を刻んで出していく必要がありますが、手札の数字を相手に直接的に伝えることは禁止というルールがいやらしく、クリアを困難なものにしています。
以下、私の個人的なゲーム評価軸です。
A. ゲームのテーマ(フレーバー)
アクマの封印を目指すゲームです。
B. ゲームの核となるシステム(メカニクス)
協力ゲーム、コミュニケーション制限
C. 拡大再生産性(エンジンビルド要素)
ありません。
D.盤面の展開
展開はありません。
E. 点数、優劣の見え方
山札の量と場の状況から、達成可能性はなんとなく見えています。
F. 戦略の幅
あんまりないです。
G. 秘匿情報の有無
山札、手札が秘匿情報です。
H. インタラクションの程度
協力ゲームなので、互いの意思疎通が大切です。
I. 運要素
引き運にかなり左右されます。
J. ゲームの重さ
個人的には5段階で1くらいです。(BGG:1.25(The Game))
2. 購入、プレイの経緯は?
前回のパッチワーク同様、嫁様と遊ぶのによいゲームはないかと、ネットやYouTubeでボードゲームの研究をしていたときに見つけました。
かわいいイラストの協力ゲームで、ルールも簡単そうということで、購入に至りました。
3. どんなところがおもしろい?
簡単なルールで、みんなで共通目標の達成を目指す協力ゲームのおもしろさが存分に味わえます。
難易度の設定が絶妙で、簡単過ぎてつまらないことも、難し過ぎてやる気をなくすこともありません。
出したいカードを伝えるときに制限があるため、「ちょっと上げる」などとざっくり伝えるのですが、感じ方に個人差があり、かなり盛り上がります。
カードのみで軽く遊べるので、失敗してもすぐやりたくなる中毒性があり、達成時の盛り上がりもかなりのものです。
4. 我が家の率直な感想
めちゃくちゃお気に入りのゲームです。
何度もプレイしています。
夫婦2人でプレイすることがほとんどですが、何人でも楽しめるゲームだと思います。
特に優れているのは奉行問題が発生しにくいシステムです。
奉行問題とは協力ゲームで1人の人が場を仕切ってしまい、「次はこれ出して」みたいに指示を出して、実質ソロプレイみたいなってしまう問題です。
しかし、このゲームはお互いの手札が秘匿情報なので、必然的にコミュニケーションが生まれ、自然に協力していくことになります。
まさに協力ゲームのおもしろさを存分に味わえるゲームです。
5. まとめ
我が家の評価:★★★★★
文句なしにおすすめできる大好きな作品です。
特に初心者の方には非常におすすめです。
ただ、やるたびに思うのですが、どうして「オバケ」やしきなのに出てくるのは「アクマ」なんでしょうね?
おもしろいので、どうでもいいですが。笑
また、似たようなゲームにはお題に合わせて数字を表現していく「ito」や、まったくの無言で数字を出していく「ザ・マインド」と言ったゲームもありますが、どれがおもしろいかは好みが出るところかなと思います。
手軽に遊べる協力ゲームとして、ぜひ遊んでみてください。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。