【ボドゲレビュー】「ドミニオン拡張、海辺、繁栄」を遊んで

どうも、こすとっくです。

今回はボードゲームレビューpart 15ということで「ドミニオン拡張、海辺、繁栄」について書きたいと思います。

ここでは、細かいルールにはあまり触れずに、私の感じたゲームの率直な感想について書いています。

読んでくれた方に少しでも楽しんでもらえれば幸いです。

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1. ゲームの概要

2. 購入、プレイの経緯は？

3. どんなところがおもしろい？

4. 我が家の率直な感想

5. まとめ

1. ゲームの概要

ドミニオンは非常にシンプルなデッキ構築ゲームで、それゆえに、カードプールを増やす拡張が多く出版されています。各拡張に特徴的なテーマや新要素があり、後期のものほど複雑でプレイ時間が重くなる傾向があります。さらに拡張の中にはカードバランスを調整された第二版があるものもあり、どれを買うか迷う人も多いでしょう。その中で、私が購入した拡張が「海辺」と「繁栄」の拡張になります。いずれも第二版発売に合わせて購入しました。

「海辺」拡張は2つ目の拡張で、「持続カード」というオレンジのカードが導入されています。持続効果を持つカードは出したターンの次のターンまで場に残り、次のターンのはじめにも効果を発揮します。次ターンも見越したコンボパーツとして強力なカードも多く、戦略性が上がりますが、タイミング次第でデッキ内の循環が悪くなるため、扱いが難しい場面もあります。

「繁栄」拡張は4つ目の拡張で、5金の価値をもつ「白金貨」、10勝利点の価値をもつ「植民地」が入り、アクションカードのパワーも大きく、インフレが進む拡張です。新しいルールの追加はありませんが、プレイ感は大きく変わり、全体的に派手なプレイ感になります。なんせ、いかに手札に8金を安定して供給できるデッキをつくるかがポイントのゲームだったのに、5金のカードが表れ、それに合わせて全カードが強力になるのですから。

拡張は個々に採用してもいいし、混ぜてもいいし、嫌いなカードは抜いてもいいし、好きなように採用できます。また、1回に使うアクションカードはあくまで10種なので、毎回はじめに効果を確認すればすぐにゲームをはじめることができます。

↓ドミニオン、基本ゲームの記事はこちら

【ボドゲレビュー】「ドミニオン」を遊んで - ボードゲームの日々 (hatenablog.com)

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2. 購入、プレイの経緯は？

ドミニオンは大好きなゲームで拡張が欲しいとずっと思っていましたが、初期の拡張はなかなか手に入らない状態でした。第一拡張の「陰謀」は非常に攻撃性が強く、我が家に合わないと感じていたし、後期の拡張は複雑で、私がドミニオンに求めるわかりやすさ、テンポの良さが失われてしまうと感じていました（おもしろそうなんですけどね）。

すると、特に狙っていた人気の拡張が第二版として次々に出版され、その機会にそれぞれ購入しました。

3. どんなところがおもしろい？

ベースのドミニオンのおもしろさを損なうことなく、新しいカードシナジーやコンボを考えて遊べます。

「海辺」拡張における持続カードは効果がシンプルでわかりやすく、すぐに理解して使えます。シンプルに戦略性が上がる拡張と言えるでしょう。

「繁栄」拡張はとにかく派手で、一気に20金近く生み出してたくさん買い物ができることもあります。ゲームがより盛り上がること間違いなしの拡張です。

4. 我が家の率直な感想

どちらの拡張も若干処理が重くなるものの、ドミニオンの持つテンポの良さを失わないことが魅力的です。ドミニオンのおもしろさはテンポの良いPDCAサイクルの繰り返しにあると思っているので、この点は非常に重要です。

持続カードは当初、若干処理がめんどくさく、忘れてしまうこともあったりしましたが、サプライに多すぎなければストレスにならないと感じています。

白金貨や植民地は基本のゲーム構造を崩壊させますが、単純にインフレが楽しいし、基本セットのアクションカードもシンプルかつ強力なので、混ぜてプレイすればバランスがとれます。というか、基本セットのアクションカードって鍛冶屋とか祝祭とか民兵とか村とか拡張ありのサプライの中でもめちゃくちゃ強いんですよ。

私は基本セットのカードもある程度入るようにして、拡張を混ぜて遊ぶのが、あまり複雑になりすぎずに軽く遊べていいなと思ってます。

大枠の効果である「+○金」「カードドロー」「アクション権追加」「購入権追加」のうち、どれがあるかないかで戦略に大きく影響が出ますが、意外と適当に混ぜても成り立つのもすごいところです。

思わぬコンボが生まれたりしておもしろいですよ。