ボードゲームの日々

ボードゲームを中心に、いろいろなことを勝手に考えてみる。

【雑記】ボードゲームが趣味と聞いて

どうも、こすとっくです。

今回は、先日久しぶりに会った友人がボードゲームを趣味と言っていたので、そのときに感じたことを話します。

読んでくれた方に少しでも楽しんでもらえれば幸いです。

 

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目次

1. 友人との会話

2. 趣味とは何か?

3. ゲーマーとは何か?

4. まとめ:ボードゲームが趣味と聞いて

 

1. 友人との会話

私と2人の友人が会話していたときに、趣味の話になりました。友人Aはボードゲームが趣味でよく遊んでいるとのこと。友人Bは数回ボードゲームを知人としたことがあり、最近「ザ・クルー」をやってルールが難しくて大変だったと話していました。そこで私もボードゲームが趣味だと話すと盛り上がり、そのまま友人A宅でボードゲームをすることになりました。

A宅に行くと棚には10数個のボードゲームが。テンションが上がり各ゲームをチェックする私。ごきぶりポーカー」や「ウミガメのスープ」のような軽い小箱ゲームを中心に「ドミニオン」やその拡張、1番重いゲームで「宝石の煌き」といったラインナップでした。プレイ時間30分以内の軽、中量級ゲームで友達とわいわい遊ぶ感じですね。「アークノヴァ」や「カヴェルナ」といった重いゲームが並ぶうちのボドゲ棚とはだいぶ違います。

 

2. 趣味とは何か?

さて、突然ですが、「趣味」とはなんでしょうか。辞書を引いてみると「専門としてでなく、楽しみとしてする事柄」のことだそうです。ただそれだけです。しかし、「あなたの趣味は何ですか」と聞かれたとき即答できない人も多いのではないでしょうか。まずは私なりの「趣味」という言葉の解釈から考えてみたいと思います。

私の考えですが、「趣味は何か」という質問と「休日何をしているか」という質問は質問者からするとほぼ同義です。要は日々の生活から「食事、睡眠などの生命活動」「学業、部活、仕事」「家事、育児」「移動時間」などを除いた数時間にやっていること、また、それらの時間を圧縮し、時間を作り出してでもやりたいことこそが趣味だと考えます(仕事が趣味の延長という人もいるでしょうが)。また、ある程度継続していることも重要かもしれません。言葉の定義上は問題なさそうですが、1、2回やったことを趣味と呼ぶ人はなかなかいないでしょう。

さて、「あなたの趣味は何ですか」と聞かれたときに答えづらいのは、主に2つの理由によるものだと思います。1つは単純に思いつくものがないという場合です。多忙な人は仕事、家事以外の時間は睡眠に充てているだけで精一杯という人もいるでしょう。私も時期によってはそんな感じでした。

2つ目の理由は「趣味の内容が人に言いづらい、人から見たときにいい趣味とは言えないのではないかと考えてしまう」場合です。例えば、上司に趣味を聞かれたときに「読書」とか「ジムに行く」とかは言いやすいけど、「マンガ」とか「ゲーム」とは言いにくいみたいな感じです。話の種として聞かれている場合、その後の会話のことも考えちゃいますしね。私も初対面だと趣味は「トレーニング」とか言ってます(嘘ではありません)。「学生時代何かスポーツやってたの?」みたいな会話とセットですね。くだらないなと思いますが、「人からどう思われるか」は、程度こそあれ意識しないというのは難しいです。

また、その程度も重要です。普通の人が言う「ジム通い」とマッチョな人が言う「ジム通い」は全然違います。「ボードゲームよくやるよ」と言ったときに「私もやったことあるよ、はぁって言うゲームとか」と言われるのと、「カタン」と言われるのと、「アグリコラ」と言われるのでは、話のトーンが変わってきます。同じ温度感で話すことが求められ、失敗すると引かれてしまうからです。

こんなことをつらつらと書いていますが、私は自分が知らない世界の話であってもコアな話をする人は大好きです。どんなものであれ、自分の好きなものに深入りしてる人の話はおもしろいからです。私自身、好きなものはこれでもかと入れ込むタイプなので、同じような人の話は熱量が同じというか、ベクトルの向きは違っても長さは同じというか波長が合うのでしょう。

 

3. ゲーマーとは何か?

さらに話は変わりますが、「ゲーマー」とはなんでしょうか。これまた辞書を引いてみると「ゲームをする人」だそうです。シンプルですね。これも回数とか期間が重要かもしれません。「趣味」と同じく1、2回やっただけでは「ゲーマー」とは呼ばない気がしますし、「ゲーマー」と聞くとかなり熟練度の高い人を想像します。なんとなくですが、私は「ボードゲームが趣味ですか」と聞かれればイエスですが、「ボードゲーマーですか」と言われるとどうかなーという感じになります。

しかも「ライトゲーマー」とか「ヘビーゲーマー」とか「カジュアルゲーマー」とか「コアゲーマー」なんて表現もあります。重量級ゲームを好み、毎日ボドゲ情報を集め、自分もブログを書く、そんな私は人から見れば「ボードゲーマー」でしょうか。それとも「コアゲーマー」でしょうか。でも、ボドゲカフェには行かないし、50も100もプレイしたゲームがあるわけでもありません。冒頭に紹介した中量級ゲーム好きの友人Aは「ゲーマー」でしょうか。それとも「ライトゲーマー」でしょうか。友人Bは「ゲーマー」ではなさそうです。数回やったことがあるだけって感じです。それでも「ザ・クルー」というゲーム賞も獲得している近年の名作をプレイしているわけですが。

そういえば複雑な重量級ゲームのことを「ゲーマーズゲーム」っていう人もいますよね。やはり「ゲーマー」っていうと単にゲームをする人ではなく、かなりの熟練度、やり込み魂をかんじます。

 

4. まとめ:ボードゲームが趣味と聞いて

今回、脈絡のない話をつらつらと話していますが、要はボードゲームが趣味と聞いてわくわくしたけど、なんとなく自分とはベクトルが違う感じで、でもなんとなく熱量はいっしょで嬉しかったなぁって話でした。笑

結局楽しければなんでもいいし、趣味を公言しなくてもいいし、自分からゲーマーを名乗ってもいいし、まぁ自由です。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。